2月 15 2022
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情熱と使命感をもち人生を楽しく生きる ~謙虚な姿勢が成長の秘訣~
自分が今できることをコツコツやる
中嶋会員に、自身が常に持ち歩く手帳の1ページ目を見せていただきました。そこには「1日3人の面談を貫徹」という文字が書かれています。高すぎない目標を設定しコツコツと必ず実行していくことが中嶋会員の信条だとのことです。こうして新規の見込み客獲得を目指す一方で、新たな契約獲得と既存のお客様への対応のバランスについて「最適なバランスが見つけられない」と常に自問自答しているといいます。
既存のお客様に寄り添うことが大切
新たな契約の獲得ばかりに注力すると、出口となる既存のお客様への対応が疎かになってしまいます。例えば入院給付への対応にしても、住所変更のような手続きにしても、現在はインターネットを使えばお客様が直接申請できます。しかし中嶋会員は、「どんな時でもお客様に寄り添って、安心していただくことが私たちの大切な仕事。ですから私は常に『出口重視』を心がけてきました。でもこれを重視すると、正直なところ非常に効率が悪いのです。」と話しています。だから「良いバランスを見つけようと常に自問自答を繰り返しているが、まだ答えが見つからない」という。一方で「その両方を私よりも丁寧にやり続けている先輩や仲間もいるので、自分はまだまだ実力不足」と謙虚な姿勢だ。
コロナ禍で「出口重視」の大切さを痛感
コロナ禍でなかなか対面営業がはかどらないなかで、中嶋会員はお客様のためにできることは何かないか、と考えました。割高になっていた海外製のマスクを買い付け、これをお客様へ送ったといいます。「今となってはあまり大袈裟にいうことではないのかもしれませんが、このマスクを神棚に置いた写真を送ってくれたお客様もいました。この写真を見たときは嬉しかったですね」と笑顔で話してくれました。コロナ禍のなかで、中嶋会員はこれまでの「出口重視」のスタイルの効果を感じるようになりました。既存のお客様の更新や新たな相談が重なって、コロナ禍になっても成績が好調に推移しているのです。「お客様に寄り添ってきたスタイルは、効率は悪いけど間違っていなかった」と語っています。
常にスタートラインにいるという意識
初めてMDRT会員になった11年前、初めて社でMVPを獲得した5年前、中嶋会員はこれらのタイミングで常に「ようやくスタートラインに立った」と感じてきたといいます。「不思議な感じもしますが、本当にそう感じてきました。」そこがゴールではなくて始まりに過ぎない。もっと素晴らしい先輩がいる、もっと活躍している同僚、ライバルがいるとの意識を常に持ち続けてきました。コツコツとできることをやる、というのが信条の中嶋会員にとって、ベストはなかなか見えてきません。しかしその謙虚な姿勢こそが中嶋会員のいつまでも成長しつづける強みに違いありません。
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